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Photo Gallery / 二十代の群像

最近、若い子らと出会う機会を多く得させてもらっている。彼らは言ってみれば、
私の年の半分を生きたところ。
彼らを見ていると、若いというのは無敵だと教えられる。何より、怖さをまだまだ知らない。
知らないから、突っ込んでいける。
突っ込んでいけるってことは、傷つくと同義語だ。傷つくということは己の心がずたぼろになるということ。
でも、それを補っても余りあるほど、彼らはエネルギーに満ち溢れている。
私もかつて、そういう年頃があったんだなと今なら思うけれど。でも私も二十代当時は違った。
何も知らなかった。その年代が持つ可能性なんて、これっぽっちも考えやしなかった。 
考えられないから無謀になれた。無敵になれた。無茶をやれた。
そうして、そこで傷ついた分、幸か不幸か強くはなった。
だから、彼らにもし私が伝えられることがあるなら。それは、
何処までもぶつかってゆけ、ということ。
ぶつかって傷ついてずたぼろになって、倒れて。
そうして、知るといい、味わうといい、この世界には理不尽なことなんてこんなにも溢れてて、
塗れてて、それと向き合わずには生きることはできないんだってこと。
でも世界を憎むな。世界を愛せ。世界を愛して愛してこれでもかってほど
愛して、足掻いていけ。 
そうした先に見えて来るものが何か。君自身が掴んでいってほしい。

存分に、生きろ。 それができる年代なんだ、二十代ってのは。

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